リニアガイドのガタの測り方
予圧なしの LRXDG30 のガタを、切断の前に測る。合否の目安は暫定で、カタログの値ではない。
予定:近々棚を置くときに、リニアガイドを出して測る(日付未定)。 同じときに、各レールの長さ、接続の印、端の穴の位置、全部の箱の型番も確認する。
用意するもの
- ダイヤルゲージまたはテストインジケータ。目盛り 0.001〜0.002 mm の品が良い。0.01 mm の品では 0.005 mm 程度までしか読めない
- 磁気スタンド
- 定盤または厚い鋼板
- クランプ 2 個(当て木か当て板を挟む)
- 引き上げ用の M8 アイボルト(なければ手で)
準備

- レールを板に置き、ブロックのすぐ両側で固定する。取付穴があるのでボルトならなお良い。レールが浮くと、その動きがガタに見える
- スタンドはレールと同じ板に載せる。アームは短くする
- ブロックをレールから抜かない。ころが脱落する恐れがある
- ゲージの先端に少し押し込みを与え、ブロックの面に直角に当てる
上下

- 先端をブロックの上面の中央に当てる
- 手で押し下げ、離したところで 0 に合わせる
- 上へ引き上げ、針の読みを記録する。アイボルトを使うときは、ねじ穴の深さ 12 mm の奥まで当てない
- 押し下げて 0 に戻るか確かめる。3 回くり返す
左右

- 先端をブロックの側面の中央に当てる
- 反対の面から押し、離したところで 0 に合わせる
- ゲージの側から押し返し、読みを記録する。3 回くり返す
倒れ

- 先端を上面の片方の端に当てる
- 反対の端を押し下げた読みと、ゲージの側の端を押し下げた読みの差を記録する
場所と数
- 1 ブロックにつき、レールの 3 か所(端、中央、反対の端)で測る。場所でガタが変わるかが分かる
- 4 セットすべてが無理なら、各セットの 1 ブロックと、一番使い込んだものを測る
- 手で動かしたときの重さ、引っ掛かり、音も書き留める
記録表
| 箱 | ブロック | 場所 | 上下 mm | 左右 mm | 倒れ mm | 動き |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 端 | ||||
| 1 | 1 | 中央 | ||||
| 1 | 1 | 反対の端 |
読み方(暫定)
| 上下または左右の読み | 判断 |
|---|---|
| 0.005 mm 以下 | 良好。フライスも試す価値がある |
| 0.005〜0.02 mm | 穴あけは問題なし。フライスは試験で確かめる |
| 0.02 mm を超える | フライスは厳しい。レールの固定を確かめて測り直す |
手で押す力は小さく、ころの弾性変形はわずかと見るので、読みの大半はガタと固定の動きと考える。(未確認)
読みが大きいときは、まずスタンド、クランプ、レールの浮きを疑う。ブロックを動かさずレールだけ押して、針が動かないか確かめる。